平成252013)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

25−共研−2029

分野分類

統計数理研究所内分野分類

d

主要研究分野分類

6

研究課題名

話し手および聞き手の属性とテキストの言語特徴の関係に関する研究

フリガナ

代表者氏名

イシカワ ユカ

石川 有香

ローマ字

Ishikawa Yuka

所属機関

名古屋工業大学

所属部局

工学研究科

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

51千円

研究参加者数

5 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究の目的は、話し手の特性によって、テキストがどのような言語特徴を持ち得るのか調査を行い、同時に、そうした言語特徴が、さまざまな聞き手に対してどのような文体的効果をもたらしているかを明らかにすることである。
本年度は、主に、話し手の性属性や熟達度などの特性に焦点をあてて、テキストコーパスの分析を行っている。また、ジェンダー特性語の認知が、聞き手の特性によってどのように異なるのかを調査している。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

発表
9月9-10日 言語研究と統計2014 中間発表会 於:西南学院大学
石川有香「論述テクストにおける書き手の性の判別」
浅井淳「発話における熟達心理段階キーワード」
3月29-30日 言語研究と統計2014 公開発表会 於:統計数理研究所
石川有香「大学生のジェンダー特徴語の認識とジェンダー意識」
浅井淳「なでしこ心理(3)」

論文
石川有香「大学生のジェンダー意識調査?ジェンダーに敏感な視点を取り入れた大学英語教育の構築のために?」『現代社会と英語?英語の多様性をみつめて』pp.130-140(金星堂出版)

『統計数理研究所共同研究リポート324 テキストデータへの統計的アプローチ』
浅井淳「チームスポーツ熟達心理に関する特徴語について」
浅井淳「順方向隣接における拡張版ライマン則の追試」
浅井淳「連濁における広域的方言間の関連」
浅井淳「漢語連濁における接触効果」
ASAI Atsushi "Intensional voicing and its coronal inalternability in Insular Spanish, Lower Tanana, and Tohoku Japanese"
石川 有香「論述テクストにおける書き手の性別の推定」
石川 有香「大学生グループによるジェンダー特性語の認知の比較?女子大学と工業大学の調査?」

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

2013年9月9-10日 言語研究と統計2014 中間発表会 於:西南学院大学 約25名

2014年3月29-30日 言語研究と統計2014 公開発表会 於:統計数理研究所 約60名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

浅井 淳

大同大学

小宮 富子

岡崎女子大学

前田 忠彦

統計数理研究所

間宮 美樹

名古屋工業大学