平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−61 | 専門分類 | 6 | |||||
| 研究課題名 | 日光地域で見いだされた微少な後続反射波の高精度抽出 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タカナミ テツオ 高波 鐵夫 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 北海道大学 | |||||||
| 所属部局 | 理学部 | |||||||
| 職 名 | 助手 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 日光周辺地域の火山の深部構造を調査するためには、反射波を利用する方法が非常に有力な方法である。しかし、この波は後続であるために一般にノイズとの識別が困難である。ここではこの反射波を如何に精度よく抽出するか、そのための統計的モデリングについて研究する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 高波鐵夫、浅井康広、北川源四朗、日光地域で見いだされた微少な後続反射波の高精度抽、地震、1997年 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 火山地域の地下深部の地殻・上部マントルの不均質構造を高い分解能で探り、内陸地震の発生機構の理解を深めるために、日光地域で高密度地震観測を実施した。すでにこの観測によって地下深部に顕著な反射物体の存在が指摘された。この物体の物理的状態を知るためには、反射波のスペクトル構造を高精度で求める必要がある。しかし、実際の記録はノイズに埋もれて精度よく求めることが困難である。そこでノイズと微少な反射波の統計的モデルを考え、それぞれを精度よく分離するための統計的手法を開発する。この手法を数多くの実際の反射波に適用し、反射物体の物理的状態を求める。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 浅井 康広 | 北海道大学大学院 | 
| 北川 源四郎 | 統計数理研究所 | 
| 小平 秀一 | 海洋科学技術センター | 
| 古村 孝志 | 北海道教育大学 |