平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
9−共研−22 |
専門分類 |
2 |
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研究課題名 |
フレドホルム型確率積分方程式の数値解析 |
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フリガナ 代表者氏名 |
オガワ シゲヨシ 小川 重義 |
ローマ字 |
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所属機関 |
金沢大学 |
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所属部局 |
工学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
2 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
例えば、多次元パラメーターの白色雑音を外乱として含む、楕円型方程式の境界値問題は多次元パラメーターブラウン運動に関する、フレドホルム型確率積分方程式として定式化される。このように本来的に非因果的積分により構築される、確率場のシミュレーションはそれ自身の興味ばかりでなく、統計上の問題とも関わりを持つ。このような積分方程式の数値解法を確立し、ついで、解の統計的性質を調べることが目的である。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
Ogawa,S. with Kohatsu-Higa,A.,"On the rate of weak convergence of an Euler scheme for nonlinear SDEs", Monte Carlo Methods and Applications, vol.4,No.3,1997 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
3ヶ月に一度、それぞれ5日間統計数理研究所に滞在し、田辺教授との共同研究を実行する。即ち、1)5月には、具体的な課題の設定を討議し、2)8、11月の滞在中に相互の研究結果を討議する。3)1月の滞在は予備であり、このときに研究結果の報告書をまとめたいと考えている。従って、研究期間中に研究所へは都合4回訪問し、延べ滞在日数は(移動日も込めて)20日間となる。以下の所用経費はこれを基準に算定してある。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
田辺 國士 |
統計数理研究所 |