様式Ｃ

平成4（1992）年度　共同研究実施報告書

研究目的と成果（経過）の概要

考古学研究において重要である遺跡分布を推定する統計的方法の開発を目的とする。

発見された考古学遺跡の分布がもつ偏りを補正して古代人の住居分布を推定するための統計的モデルのあるべき形と、地形情報を利用する方法を検討した。観測系としての、遺跡化の過程と発掘調査のモデリングに関しての検討も行なった。

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

古代人の住居と自然環境の関係を記述するモデルと、その住居跡が発見されてデータとなる過程をモデル化することを目差して研究を進める。統計的モデル構築が必要であり、統計数理研究所との共同研究として実施する必要がある。