平成クオ(1989)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | クオ−共研−98 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | “自然体験”による子供の心の教育効果に関する統計的研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | センノ サダコ 千野 貞子 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | いわき明星大学 | |||||||
| 所属部局 | 
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| 職 名 | 講師 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 人口の都市集中化,自然破壊,学歴偏重の風潮など,日本の子供達にとって,現在の社会環境は必ずしも健全であるとはいいがたい。家庭内暴力,校内暴力や弱いものいじめなどの現象は,一つには,このような社会構造,生活環境が起因していると思われる。これを検証する目的で,少年自然の家の利用者に対し日常生活の実態を知るためのアンケート調査を行う。特に自然の中での集団生活の体験から得られる教育効果について統計的測定を継続的に行うことを目的としている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
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| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 前年度に引き続き,「少年自然の家」を取り巻く環境を通して,子供の心の変化を統計的に分析する。前年度におけるアンケート調査の特徴は,アンケートに答えた小中学生に対し,行動力,忍耐力,感受性の3視点からの教師の観察評価と子供自身の自己評価との関連度を見ることにあった。今年度は,分析法の開発と,追求調査の方策を検討し,可能であれば少数サンプルに対する実験を行いたい。更に,子供の遊びの実態が年と共に変わってきていること,テレビゲームのような屋内での遊びが戸外での遊びに取って変わってきていることから自然との接触が益々希薄になってきていることを統計的に把える。このような環境にある子供の内面をどのように捉えて行くかに研究の焦点をしぼっていく。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 澤田 利夫 | 国立教育研究所 | 
| 鈴木 義一郎 | 統計数理研究所 | 
| 南条 善治 | 東北学院大学 | 
| 服部 千秋 | 兵庫県立明石西高等学校 |