平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
6−共研−32 |
専門分類 |
4 |
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研究課題名 |
旅行時間への車線数および交差点密度の影響に関する統計的研究 |
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フリガナ 代表者氏名 |
イワセ コウセイ 岩瀬 晃盛 |
ローマ字 |
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所属機関 |
広島大学 |
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所属部局 |
工学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
3 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
車両が或地点から或地点へ移動するに要する時間(旅行時間)に対して様々な要因が影響を与えるけれども、本研究は特に車線数と交差点密度が与える影響について定量的に認識しようとする研究である。3つの年度についての実測データに基づいて、旅行時間の統計的な構造分析を試みる。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
K.Iwase and K.Kanefuji, Estimation for 3-parameter lognormal distribution with unknown shifted origin, Statistical Papers, Vol.35, 81-90(1994) |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
原点未知の3母数分布に基づいた回帰分析の研究が必要である。いくつかの分布での母数の推定方法について岩瀬と金藤が共同して研究する。過去の共同研究で3母数対数正規分布に基づいた回帰を試みることによっていくつかの理論的な成果と交通工学的な成果が得られたけれども、3母数分布として原点未知の逆ガウス型分布を想定しての解析を試みる。要因の変化をどのような母数が反映するか、また要因の変化に対してどのような母数が不変であるかを見いだしたい。実測データに基づく解析は金藤と浦野が共同して担当する。以上のごとく、理論的研究を進めるうえでは豊富な文献資料が必要であり、大量のデータ解析には強力な計算手段が必要である。また多方面からの専門的なアドバイスを受けねばならない研究内容であり貴研究所での共同研究がふさわしい。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
浦野 隆 |
建設省土木研究所 |
金藤 浩司 |
統計数理研究所 |