平成30（2018）年度　一般研究２実施報告書

 

課題番号

30−共研−2062

分野分類

統計数理研究所内分野分類

g

主要研究分野分類

1

研究課題名

クロネッカー標準形の計算実装とその応用

フリガナ

代表者氏名

クリキ サトシ

栗木 哲

ローマ字

Kuriki Satoshi

所属機関

統計数理研究所

所属部局

数理・推論研究系

職　　名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅　費

58千円

研究参加者数

5　人

 

 

研究目的と成果（経過）の概要

本課題の参加者は，離散最適化，統計学，数学と多岐にわたるが，全員がクロネッカーの標準形やテンソルランク問題につながる分野にかかわりを持つ．今後の共同研究に向け，お互いの分野をよく知るための以下の勉強会を開催した：

「クロネッカー標準形にまつわる諸問題」プログラム
日時：2018年11月23日（金・祝）
場所：東京大学工学部6号館2階235号室
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_07_j.html

10:15-11:15 栗木哲（統計数理研究所）
「クロネッカー積共分散構造の最尤推定量の存在・非存在 -- クロネッカー標準形とテンソルランク最小化問題」

11:30-12:30 岩田覚（東京大学）
「行列束のKronecker標準形への組合せ論的アプローチ」

13:30-14:30 佐藤文広（立教大学・津田塾大学）
「行列の標準化と概均質ベクトル空間」

14:45-15:45 高松瑞代（中央大学）
「Kronecker標準形と微分代数方程式の指数減少法」

16:00-17:00 角俊雄（九州大学）
「いくつかのテンソルランクについて -- mxnx2 型のテンソルを中心に」

 

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

[1] クロネッカー積共分散構造の最尤推定量の存在・非存在 -- あるテンソルランク最小化問題 (2018年度統計関連学会連合大会, 中央大学理工学部, 2018.9.12; 応用統計ワークショップ, 東京大学大学院経済学研究科, 2018.11.2)

[2] Existence and uniqueness of maximum likelihood estimators of Kronecker product covariances (CFE-CMStatistics 2018, Pisa, Italy, 2018.12.15)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究会名：「クロネッカー標準形にまつわる諸問題」
日時：2018年11月23日（金・祝）
場所：東京大学工学部6号館2階235号室
参加者数：5名

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

岩田 覚

東京大学

佐藤 文広

立教大学

角 俊雄

九州大学

高松 瑞代

中央大学