平成9(1997)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 9−共研−80 | 専門分類 | 7 | |||||
| 研究課題名 | 長寿因子抽出の世代間調査とその解析 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | サカタ トシイエ 坂田 利家 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 大分医科大学 | |||||||
| 所属部局 | 医学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 11 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 近年日本人の平均寿命が飛躍的に延びてきている。高齢者の比率が23.9%の大分県荻町で、8年度は約300人を対象としてフィールドワークを実施した。今後調査を継続して、世代間調査を継続して、長寿因子を抽出する事を目的とする。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Diabetes、Am J Epidemiology, Circulation | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 平成8年度は、大分県直入郡荻町で、実施調査を行った。荻町は大分県の西南端にあり、西高東低の準高原地帯である。土地利用として、耕地25.8%、林野61.4%、宅地2.1%、その他10.7%である。主な産業は農業である。人口は平成6年度で4,000人、内65歳以上は956人、高齢化率は23.9%である。この地で、前年度作成済みの計画書(OLS)に従い、96項目に及ぶ聞き取り調査を延べ500時間にわたって、40歳以上の約300人の対象者に現在の健康状態、療養状況、家族構成、生活状況等の聞き取り調査を実施した。併せて町の実施する基本検診のデータを参考にして、現在解析中である。当地は町当局がこのような健康状態の解析と生き甲斐づくりに積極的であり、我々と密接な協力体制ができている。今後調査を継続して、体重、脂質、糖代謝、血圧の4つの因子と成人病との相互関連を明らかにし、かつ長寿因子を抽出したいと考えている。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 桶田 俊光 | 大分医科大学 | 
| 越智 義道 | 大分大学 | 
| 織部 安裕 | 津久見中央病院 | 
| 国広 潔 | 大分県成人病検診センター | 
| 小西 貞則 | 九州大学 | 
| 駒澤 勉 | 統計数理研究所 | 
| 犀川 哲典 | 大分医科大学 | 
| 佐藤 靖史 | 東北大学 | 
| 浜口 和之 | 大分医科大学 | 
| 吉松 博信 | 大分医科大学 |