平成10(1998)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 10−共研−47 | 専門分類 | 5 | |||||
| 研究課題名 | 統計学と統計物理学の境界領域の研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | イバ ユキト 伊庭 幸人 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 予測制御研究系 | |||||||
| 職 名 | 助手 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 4 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| ともに高次元の確率分布を扱う分野である統計学と統計物理学の境界領域を研究し、両者の技術及び思想の交流をはかる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Iba, Y., Chikenji, G. and Kikuchi, M., Simulation of Lattice Polymers with Multi-Self-Overlap Ensemble, J.Phys.Soc.Japan, 67, Oct. 1998, pp.3327-3330. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 昨年度は具体的な問題として、タンパク質の設計に関する問題を集中して研究した。この問題は高分子の統計物理に関する問題であると同時に、逆問題としてみたとき、統計学における最尤推定とも強い類似性を持っている。また、マルコフ連鎖モンテカルロ法の応用例としても興味深い問題である。今年度は、この問題をさらに研究するとともに、統計学と統計物理学の境界領域における新たな問題の発掘と提示を行いたい。本研究を遂行するにあたっては、境界領域としての性格上、統計数理研究所の研究者と統計物理の専門家との共同作業が不可欠である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 菊地 誠 | 大阪大学 | 
| 千見寺 浄慈 | 大阪大学大学院 | 
| 時田 恵一郎 | 大阪大学 |