平成51993)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

5−共研−58

専門分類

6

研究課題名

統計的予報支援モデルの開発

フリガナ

代表者氏名

イシグロ マキオ

石黒 真木夫

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

さまざまな分野における気象情報の利用において、単なる最終製品としての「天気予報」の享受にとどまらない、目的に則した独自の予測を可能にする方法の開発を目指す。


気象予測モデルに重回帰モデルを採用してそのあてはめに罰つき最尤法を用いる際にペナルティのモードとウェイトを客観的に決めるための情報量規準の利用について調べた。ブートストラップ法を用いる事によって情報量規準のバラツキを評価できる事が分かった。なお、情報量規準としてEICを用いる場合にEICを計算するためのブートストラップサンプルをそのまま使うことが出来るため、実質的に計算量の負荷を実質的に増やすことなく所期の目的を達成できることも分かった。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

Ishiguro,M.,A note on the variance of AIC,Res.Memo.No.488,The Inst.Statist.Math.


研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

(内容)数値予報の結果を天気に翻訳するモデルの開発を行う時に必要な中間データのありかた、ユーザーの多様な目的を吸収し得るモデルの形、そのパラメータの推定法などを研究する。
(共同研究)新しい統計的モデルを創造するために、気象学の専門家と統計科学の専門家の緊密な協力が不可欠である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

坂元 慶行

統計数理研究所

保科 正男

気象庁