平成24(2012)年度 共同研究集会実施報告書
| 課題番号 | 24−共研−5012 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | j | ||||||
| 主要研究分野分類 | 8 | |||||||||
| 研究課題名 | ダイナミカルバイオインフォマティクスの展開 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | キヨノ ケン 清野 健 | ローマ字 | Kiyono Ken | |||||||
| 所属機関 | 大阪大学 | |||||||||
| 所属部局 | 大学院基礎工学研究科 | |||||||||
| 職 名 | 准教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 553千円 | 研究参加者数 | 24 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  従来のバイオインフォマティクスは,静的な構造をもつ遺伝子や生体分子の解析を中心として発展してきた.一方で,生体システムで観測される生体信号時系列は動的であり,非線形システム特有の複雑な振る舞いを示す.我々は,このような動的複雑性を有する生体信号を解析し,物理的,生理学的,医学的な理解を深めるための枠組みとして「ダイナミカルバイオインフォマティクス」の構築を目指している.近年の非侵襲生体計測技術,生体イメージング技術の発展は目覚ましいものがあり,そのような技術の医用診断への応用が期待されている.しかし,測定されたデータの解釈は従来の伝統的手法では困難な場合が多く,生体計測技術を役立てるためには,観測された生体信号データから有用な動的生体情報を抽出するための新たな解析技術が必要となる.さらに,そのような技術が実際の医用診断に役立つかどうかを検証するためには,医学・生理学的な知見を踏まえ,臨床的研究を含んだ形で実証的研究を積み重ねる必要がある.本研究集会では,そのような動的生体情報の臨床応用に関連した問題について,学際的な視点からその解決策を探ることを目的としている. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 統計数理研究所共同研究リポート294「ダイナミカルバイオインフォマティクスの展開」2013年3月(統計数理研究所) | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 相原 孝次 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所・脳情報通信総合研究所・脳情報解析研究所 | 
| 池上 剛 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所・脳情報通信総合研究所・脳情報解析研究所 | 
| 岩木 直 | 独立行政法人産業技術総合研究所 | 
| 内山 祐介 | 筑波大学 | 
| 加藤 英之 | 理化学研究所 | 
| 金井 浩 | 東北大学 | 
| 岸田 邦治 | 岐阜大学 | 
| 小林 宏一郎 | 岩手大学 | 
| 金野 秀敏 | 筑波大学 | 
| 清水 敏寛 | 国士舘大学 | 
| 尺田 博之 | 大阪大学 | 
| 鈴木 章夫 | 産業技術総合研究所 | 
| 鈴木 康之 | 大阪大学 | 
| 武田 祐輔 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所・脳情報通信総合研究所・脳情報解析研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 飛松 省三 | 九州大学 | 
| 永井 喜則 | 国士舘大学 | 
| 中沢 一雄 | 国立循環器病センター | 
| 野村 泰伸 | 大阪大学 | 
| 橋本 賢一 | 日本大学 | 
| 原田 義文 | 福井大学 | 
| 廣岡 秀明 | 北里大学 | 
| 戸次 直明 | 日本大学 |