昭和611986)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

61−共研−36

専門分類

5

研究課題名

確率過程とその周辺

フリガナ

代表者氏名

ナミキ ミキオ

並木 美喜雄

ローマ字

所属機関

早稲田大学

所属部局

理工学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

14 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

確率過程は物理学,工学,生物学や各種社会現象などで広く観察されているものである。したがって,解析方法や技術も多種多様であり,各分野の特質を反映しながら発展してきたし,数学の対象でもあった。しかし,確率過程という立場から横断的に見れば,見かけは異なる分野に同種同質の現象があるということも少なくない。相互の討論や技術交流が望ましいし,数学的整備も必要である。また,計算機実験の発展を目指した経験交流があってよい。
このような目的をもつ研究会は統計数理研究所の共同利用計画としてふさわしいと考えて提案する次第である。内容は第1次試行とでもいうべきもので,年次計画によって充実させてゆきたい。


本研究会は,物理学,工学,生物学や各種社会現象などで広く観察されている確率過程とその周辺における研究を主目標としたものである。したがって,現象自身ばかりでなく,解析方法や技術も多様であり,各分野の特質を反映しながら発展してきた。しかし,確率過程という立場から横断的に見れば,見かけの相違にもかかわらず,同種同質の現象も少なくない。これが本研究所を共同利用の場として,相互討論や技術交流を図るという,この研究会成立の理由であった。
一方,確率過程の分析には,しばしば大規模な数値計算または計算機実験が行われることが多い。そのため,今回はスーパーコンピュータ・グループの研究会と合同して研究会を開催した。研究会次第は次の通りである。(別紙プログラム参照)。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

「統計数理」に報告を掲載する予定で,既に原稿を提出してある。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

赤池 弘次

統計数理研究所

大貫 義郎

名古屋大学

大場 一郎

早稲田大学

岡部 靖憲

東京大学

小柳 義夫

東京大学

鈴木 増雄

東京大学

高橋 陽一郎

京都大学

田辺 國士

統計数理研究所

中村 孔一

明治大学

飛田 武幸

名古屋大学

舟木 直久

名古屋大学

松縄 規

統計数理研究所

保江 邦夫

ノートルダム女子大学