平成クオ(1989)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | クオ−共研−90 | 専門分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 著者推定の数理統計学的研究−日蓮の三大秘法禀承事の真偽判定− | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | ムラカミ マサカツ 村上 征勝 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||||
| 所属部局 | 領域統計研究系 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 11 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 本研究の目的は,これまで数量的なとり扱いがほとんどなされていない。著作の真偽判定や著者の推定という,いわゆる“著者推定の問題”に対し,文体に関する数量的な情報を利用した数理統計学的解析法を確立し,文献学,書誌学の研究に新領域を開拓することにある。具体的には,現下の文献学的レベルにおいて真偽未決とされているが,しかし日蓮の実践的な仏教思想を理解する上で極めて重要な文献である『三大秘法禀承事』の真偽判定問題をとりあげその結論導出を試みる。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 1.村上征勝,岸野洋久:「文献の計量分析」日本統計学会(1989年7月) | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 前年度までにデータ(約17万語)の修正が一応終了したので,今年度は,入力した50編の文献の本格的な計量分析に入り,『三大秘法禀承事』の真偽判定問題に結論を出す予定である。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 伊藤 瑞叡 | 立正大学 | 
| 江川 清 | 国立国語研究所 | 
| 春日 正三 | 立正大学 | 
| 樺島 忠夫 | 
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| 岸野 洋久 | 東京大学 | 
| 古瀬 順一 | 群馬大学 | 
| 藤本 煕 | 明星大学 | 
| 安本 美典 | 産能大学 | 
| 山元 周行 | 
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| 米田 正人 | 国立国語研究所 |