平成29(2017)年度 重点型研究実施報告書
課題番号 |
29−共研−4209 |
分野分類 |
統計数理研究所内分野分類 |
f |
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主要研究分野分類 |
7 |
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研究課題名 |
学術文献データベースを用いた共著分析とその可視化 |
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重点テーマ |
学術文献データ分析の新たな統計科学的アプローチ |
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フリガナ 代表者氏名 |
イノウエ カツユキ 井上 雄介 |
ローマ字 |
Inoue Katsuyuki |
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所属機関 |
琉球大学 |
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所属部局 |
研究企画室 |
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職 名 |
主任リサーチアドミニストレーター |
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配分経費 |
研究費 |
40千円 |
旅 費 |
228千円 |
研究参加者数 |
4 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
本研究は,(1)各研究分野における高インパクトを与える論文の共著関係を分析し,可視化する,(2)各研究分野における研究資源の適切な配分モデルの作成基盤の構築につなげる,の 2 点を目的として実施した。具体的には,まず,分析対象の分野を選定し,分析対象となる研究者集合を抽出した後,分析対象となる論文集合の抽出を経て,論文集合の各論文の著者のグループ,媒介中心性の可視化を試みた。本研究では,医学分野と化学分野(この 2 つの分野で 2005 年から 2014 年に発表された日本の Web of Science に掲載されている論文数の約 1/3 を占める)を対象に,その分野のトップ(被引用数の多い)研究者 10 人が責任著者となっている論文の共著関係を可視化した。その結果,医学分野では,被引用数の多い研究者 10 人のうち,責任著者となっている論文がある研究者は 8 人で,一方,化学分野は10 人が責任著者となっている論文があることから,分野による共著関係の違いがわかった。また,本研究では,共著関係から異分野融合を捉えることも試みたが,研究者の主な研究分野をどのように定義するか,また,例えば「医学と生物学・生化学」の異分野融合と「医学と社会科学」との異分野融合や「生物学・生化学と動植物学」との異分野融合を扱うための「異分野融合度」の新たな指標の開発,など,(1)研究者の主研究分野の特定,(2)異分野間の距離の定義,という課題が生まれた。加えて,URA や IR などの実務者にとっては,バイアスのない方法の開発も必須であり,これも今後の課題である。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
本研究の一部は,本研究の採択チームが主催した『日本版研究 IRの発展を目指してー統計科学に基づく異分野融合指標を例にー』(2018 年 1 月 18 日,琉球大学で実施,統計数理研究所の後援)のパネルディスカッションのコーディネーターとしての発表で使用した。 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
テーマ: 『日本版研究 IRの発展を目指してー統計科学に基づく異分野融合指標を例にー』 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
昆 健志 |
琉球大学 |
村社 敬紀 |
琉球大学 |