平成23（2011）年度　共同研究集会実施報告書

課題番号	23−共研−5009		分野分類			統計数理研究所内分野分類			g
						主要研究分野分類			5
研究課題名	極値理論の工学への応用
フリガナ 代表者氏名	タカハシ リンヤ 高橋 倫也				ローマ字		Takahashi Rinya
所属機関	神戸大学
所属部局	大学院海事科学研究科 海洋ロジスティクス科学講座
職　　名	教授
配分経費	研究費	40千円		旅　費		215千円		研究参加者数		32　人

研究目的と成果（経過）の概要

『極値理論の工学への応用』の研究集会を，平成24年1月20日から21日の2日間，統計数理研究所セミナー室５で開催した．

極値統計学に関する理論と応用に関する以下の様な講演があった．
本年度は，自然災害に関する講演が3件あった．それぞれの講演に関して活発な質疑応答があった．


沖本竜義（一橋大学）
A Goodness-of-fit Test for Identifying the Maximum Domain of Attraction.

西郷達彦（山梨大学）
最大値半自己分解可能分布

小林健一郎（京都大学）
水文頻度解析と洪水経済被害に関する研究の紹介


高橋倫也（神戸大学）
ブロックサイズの推定
　

小松広明（一般財団法人日本不動産研究所），牧本直樹（筑波大学）
　極値理論を利用した中古マンション競売データの分析

北野利一 （名古屋工業大学）
　歴史津波，歴史高潮の歴史データを対象とした極値解析


渋谷政昭（慶應義塾大学），高橋倫也（神戸大学）
　津波マグニチュードのデータ解析
　
渋谷政昭（慶應義塾大学）
　数の分割とグンベル分布

志村隆彰（統計数理研究所)　
　吸引領域の逆数分布

当該研究に関する情報源（論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等）

　研究集会での講演を中心とした，次のリポートを発行した．

統計数理研究所共同研究リポート274
『極値理論の工学への応用（９）』2012年2月　

研究参加者一覧
氏名	所属機関
飯田 孝久	慶應義塾大学
大森 裕浩	東京大学
沖本 竜義	一橋大学
川崎 能典	統計数理研究所
神田 順	東京大学
北野 利一	名古屋工業大学
国友 直人	東京大学
五家 建夫	東京都市大学
小林 健一郎	京都大学
小向 茂	東京ガス株式会社
西郷 達彦	山梨大学
篠田 昌弘	（財）鉄道総合技術研究所
柴田 俊夫	大阪大学
渋谷 政昭	慶応義塾大学
志村 隆彰	統計数理研究所
関 庸一	群馬大学
寶 馨	京都大学
竹内 恵行	大阪大学
田中 茂信	独立行政法人土木研究所
崔 恒	GS E&C Research Institute
塚原 英敦	成城大学
椿 広計	統計数理研究所
中島 博志	鹿島建設株式会社
西谷 章	早稲田大学
華山 宣胤	尚美学園大学
廣瀬 英雄	九州工業大学
本城 勇介	岐阜大学
牧本 直樹	筑波大学
間瀬 肇	京都大学
村上 敬宜	九州大学
柳本 武美	中央大学