平成242012)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

24−共研−5011

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

6

研究課題名

統計教育の理論と事例に関する研究集会

フリガナ

代表者氏名

タケウチ アキノブ

竹内 光悦

ローマ字

Takeuchi Akinobu

所属機関

実践女子大学

所属部局

人間社会学部人間社会学科

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

342千円

研究参加者数

22 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

平成 24 年度から高等学校でも統計に関する内容が含まれた数学が全面実施され,その結果に注目が集まっている.そのような状況下,関連学会等でも実施に向けたワークショップやシンポジウム等が開催されている.しかしながらこれまでに実施されていなかったことから教育現場の教員においても戸惑いが多く,既に実施されている海外の既存の実践事例も交えながら,教員同士,研究者同士の情報交換,議論する場が期待されている.そこでこのような要望に対応すべき,本申請研究集会では全国の統計教育の関係者が一同に会し,統計教育,特に今後の国際力育成を踏まえ,統計教育をテーマとした議論の場を提供することを目的とする.本研究会では,それぞれの立場での具体的な統計教育の達成目標や授業実践,教材開発・評価の枠組みなどの研究成果を議論することを目的に研究集会を実施した.

研究集会は 2013 年 3 月 1-2 日に学習院大学にて「日本統計学会・第 9 回 統計教育の方法論ワークショップ?ビックデータ時代のデータサイエンス教育の系統性と横断性?統計教育の理論と事例に関する研究集会?」として実施した.講演者,発表者も 30 件を超え,参加者も延べ人数で 200 人を超え,おおむね盛況だったと思われる.内容も国内外の統計教育の研究発表,また初等中等高等教育における統計教育実践の事例報告など,大変有意義な情報が多く,参加者への十分な情報提供ができたと考えている.

教育現場での実践事例は今後もますます必要性が増すことからもこのような会合は引き続きすべきであると思われる.

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

[1] 第 9 回統計教育の方法論ワークショップウェブサイト(http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/SESJSS/edu2012.html)

[2] 統計数理研究所共同研究リポート 293 統計教育実践研究 第 5 巻.

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

青山 和裕

愛知教育大学

石井 裕基

香川県立観音寺第一高等学校

小口 祐一

茨城大学

風間 喜美江

香川大学

上村 尚史

鹿児島純心女子短期大学

櫻井 尚子

東京情報大学

佐藤 寿仁

岩手大学教育学部附属中学校

末永 勝征

鹿児島純心女子短期大学

瀬尾 隆

東京理科大学

田村 義保

統計数理研究所

垂水 共之

岡山大学

橋本 紀子

関西大学

橋本 三嗣

広島大学附属中・高等学校

深澤 弘美

東京医療保健大学

藤井 良宜

宮崎大学

松元 新一郎

静岡大学

村上 征勝

同志社大学

門間 麻紀

東洋大学

宿久 洋

同志社大学

山口 和範

立教大学

渡辺 美智子

東洋大学