平成272015)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

27−共研−2028

分野分類

統計数理研究所内分野分類

d

主要研究分野分類

6

研究課題名

応用言語学研究における計量手法の検討

フリガナ

代表者氏名

イシカワ シンイチロウ

石川 慎一郎

ローマ字

Ishikawa Shin'ichiro

所属機関

神戸大学

所属部局

国際コミュニケーションセンター/国際文化学研究科

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

223千円

研究参加者数

12 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

応用言語学は,言語学と教育学をつなぐ新しい学問分野として急成長しているが,研究の推進においては,計量データの活用が重要になる。本研究では,各種の統計手法(主成分分析,因子分析,判別分析等)の応用言語学研究への適用可能性について検討を行った。平成27年9月27〜28日には,他の言語系共同研究グループと合同で大阪大学において第1回研究報告会を行い,互いの問題意識や研究の方向性を確認した。また,平成28年3月15〜16日には,同じく他のグループと合同で,恒例となった公開セミナー「言語研究と統計2016」を開催し,活動成果を報告した。あわせて,研究レポートを刊行した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究レポートの掲載論文は以下の通りである。

現代ドイツ語における新聞・雑誌の見出し表現について?計量的特性の検討?
今道 晴彦

同義語に介在する相違性の検証?比較の強調語句に関する研究?
井上 聡

L2プレゼンテーション評価における順位付けの問題?評点合成法および順位合成法の選択が最終順位に与える影響?
石川 慎一郎

<程度の少なさ>を表す類語副詞の使い分けについて?
李 允昊(イ・ユノ)

中国人日本語学習者向けの漢語サ変動詞学習シートの教育的効果?小規模学習実験に基づく効果の測定?
李 楓

教育的に重要な英語句動詞の特定?異なるジャンルから得られた頻度情報の合成手法をめぐって?
前浜 知味

使用上の形態とその頻度から見る転成名詞?「動作・作用のありさまなど」を表す5動詞の使用上の形態から?
中尾桂子


研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

平成27年9月27〜28日には,他の言語系共同研究グループと合同で大阪大学において第1回研究報告会を行い,互いの問題意識や研究の方向性を確認した。また,平成28年3月15〜16日には,同じく他のグループと合同で,恒例となった公開セミナー「言語研究と統計2016」を開催し,活動成果を報告した。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

李 允昊

関西大学

井上 聡

環太平洋大学

今道 晴彦

神戸大学

曹 卓キ

神戸大学

張 キ

神戸大学

張 莉

神戸大学

中尾 桂子

大妻女子短期大学

ブリズナ インナ

神戸大学

前田 忠彦

統計数理研究所

前浜 知味

神戸大学

李 楓

神戸大学