平成142002)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

14−共研−2023

専門分類

3

研究課題名

日次POSデータの価格反応モデル分析

フリガナ

代表者氏名

コンドウ フミヨ

近藤 文代

ローマ字

Kondo Fumiyo

所属機関

筑波大学

所属部局

社会工学系

職  名

講師

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

研究目的
本研究は大量のPOSデータを使用して価格から販売への影響に関する情報を取り出
す方法を確立することを目的としている。
本研究では既に提案したモデルを用いて日次POSデータの価格反応分析を行い、一
つの商品に関して日次の価格変動に対して販売量の反応が異なる店舗間、異なる商品
間でどのような類似性や差異が存在するかについて明らかにしようとするものであ
る。
使用するモデルはクロスセクショナルな関係や時系列としての関連を同時に取り扱っ
た新しいタイプのモデルであり、このモデルを異なる商品カテゴリーの日次のPOS
データに応用することによって、価格反応分析において新しい知識を獲得する。
本年度は、当初、購入頻度が高い商品カテゴリーの分析を考えていたが、平成12年度、
13年度に分析を行った牛乳のカテゴリーに比べて他の商品は購入頻度が低く、この点
についてはこだわらないこととした。そのため、購入頻度が低い商品を取り扱う際に
は必要な、他のプロモーション変数であるディスプレイを説明変数データとして加え
た。
研究成果
平成14年度は海外ブランドと国産ブランドでは消費者の購買行動に特徴があるので
はないかという観点から、海外ブランドと国産ブランドの比較というテーマでPOS
データの分析をおこなった。分析カテゴリーとしては海外ブランドが多いパスタを選
択した。
研究内容の詳細は添付ファイルを参照してください。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

海外ブランドと国産ブランドの比較に関する研究は平成15年度に学会に発表する予
定です。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

北川 源四郎

統計数理研究所