平成71995)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

7−共研−13

専門分類

1

研究課題名

統計教育の今日的要請と現状を踏まえた将来的方向提示のための調査・研究

フリガナ

代表者氏名

ムラカミ マサカツ

村上 征勝

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

領域統計研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

14 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

情報化の親展にともなって、統計教育に対する社会全般の需要は拡大の一途をたどっている。そうした必要性に応えるため、教育内容の精査とその問題点の析出、教育実践上の諸問題の析出等によって全般的な方向性と一貫性を模索し、時代の流れに合致した新たなる統計教育のあり方の提示を試みる。


4つのワーキング・グループを編成し、研究を行った。以下に各ワーキング・グループの研究内容の概要を示す。
第1ワーキンググループ
 初等・中等教育における統計教育に関する全般的な調査を行った。
第2ワーキンググループ
 大学改革に伴う大学における統計教育の実態調査及びヒアリングを実施した。
 大学におけるあらたなシラバス作成に向けての検討を行った。
第3ワーキンググループ
 産業界・官公庁における統計教育に関する全般的調査とヒアリングを実施した。
第4ワーキンググループ
 統計及び情報処理ソフトウェア・パッケージの内容の吟味を行った。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

村上征勝, 大学における統計学の教育・研究環境とその問題点, 統計数理,43巻2号, 1996
村上征勝, 統計学の教育・研究環境と問題点, 科学研究費補助金総合(A)研究成果報告書,大学における研究機能の発展と変容に関する調査研究, 1995

村上征勝, 大学における統計学の教育・研究環境とその問題点, 日本統計学会第63回大会, 1995年7月
村上征勝, 高校における統計教育内容の変遷, 第9回日本計算機統計学会シンポジウム, 1995年10月

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

3年の計画で研究を進めているが、2年目に当たる平成7年度は、(1)中等教育,とりわけ高等学校の新過程教材に対する内容の吟味 (2)大学における統計教育のあり方,特にシラバス作成に向けての討論の深化を重点的に行う予定である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

新家 健精

福島大学

上田 尚一

 

宇喜多 義昌

 

内田 良男

 

栗原 孝次

岡山大学

塩谷 實

明星大学

島田 俊郎

明治大学

竹内 清

石巻専修大学

平川 孝三郎

東京理科大学

松下 嘉米男

 

三浦 由己

駿河台大学

水野 坦

  

村上 正康

千葉大学