平成51993)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

5−共研−22

専門分類

2

研究課題名

データ解析の電子ジャーナル(EJDA)

フリガナ

代表者氏名

シバタ リテイ

柴田 里程

ローマ字

所属機関

慶應義塾大学

所属部局

理工学部

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

22 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

過去6年間の準備を経て、データ解析の研究発展に欠かせない、データとその記述方式D&Dの完成と、それにもとづく電子ジャーナルEJDA運用のめどが立ったので、本年度は、その本格運用と普及をめざした研究を行なう。


本年度はEJDAの環境整備のため以下のような研究、開発を行った。
1.D&Dサポート・システムの改良 EJDAのデータ部門の基本的な登録形式であるD&D(Date & Description)のサポート・システムの改良を行った。1つは画像データを明示的に扱えるようルールを拡張した点である。画像データは、データ解析の補助として用いられる場合と、それ自体解析対象のデータとなる2つの場合があるとの認識から、Data項目に記述のない場合は前者であるとし、Explanationで引用されれば自動的に表示するようにサポート・システムを改良した。後者の場合には、外部データとして解析の対象となる。もう1つの改良は、可能な解析を記述するPossible.analysis項目のルールの改善でより自由な記述を可能とした。
2.EJDA利用環境の整備 EJDAをより閲覧しやすくするため、その構成を整理するとともに、利用の手引きをまとめ、全国の研究者に配布した。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

統計数理研究所共同研究レポート 54
小川直子,柴田里程,「D&Dサポートシステム」,日本統計学会,1993年7月22日

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

イメージ・データなど大量データのD&D化とデータ・ベース・システムとの連携、D&Dサポート・システムの進化、ISDN+FAXによるEJDAへのアクセス方式の近代化と多様化、これまでの共同研究の集大成としての共同研究レポートの発行など、統計数理研究所の共同利用研究機関としての1つの柱となる研究である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

石黒 真木夫

統計数理研究所

大隅 昇

統計数理研究所

大瀧 慈

広島大学

鎌倉 稔成

中央大学

刈谷 丈治

山口大学

栗木 哲

統計数理研究所

駒澤 勉

統計数理研究所

渋谷 政昭

高千穂商科大学

神保 雅一

岐阜大学

高橋 一

一橋大学

竹村 彰通

東京大学

田村 義保

統計数理研究所

垂水 共之

岡山大学

丹後 俊郎

国立公衆衛生院

椿 広計

筑波大学

中野 純司

統計数理研究所

仁木 直人

東京理科大学

間瀬 茂

東京工業大学

丸山 直昌

統計数理研究所

三浦 良造

一橋大学

吉田 裕亮

お茶の水女子大学