平成91997)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

9−共研−14

専門分類

1

研究課題名

インターネットによる統計に関する情報提供システムに関する研究

フリガナ

代表者氏名

フジイ ミツアキ

藤井 光昭

ローマ字

所属機関

大学入試センター

所属部局

職  名

副所長

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

12 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

統計の研究者が研究・教育活動において必要となる研究会・シンポジウムの開催等のニュースや論文、文献等に関する情報を、インターネットを通じて速く容易に知ることの出来るシステムの開発をめざす。平成8年度においてニュースの掲示を中心にシステムの立ち上げを行うことが出来たので、平成9年度においては、安定した運用体制の確立と文献等の学術研究情報の提供等更に充実したシステムの開発を行う。(平成9年度で完成予定)


この研究では、応用統計学会、日本計算機統計学会、日本計量生物学会、日本行動計量学会、日本数学会・統計数学分科会、日本統計学会、日本分類学会が共同で、統計の研究者にとって有益な情報をインターネットのホームページを通じて提供するための方策を開発・研究した。
前年度までにホームページを開設し、ニュースを中心に、内容、デザイン、投稿と掲載の方法、管理運営方法等を検討し、平成8年8月1日から試行を行ってきている。今年度は主として試行結果にもとずく管理運営方法の改善およびアカデミックな内容の提供について5月23日、7月18日、9月8日、11月25日に会合を行って検討した。
管理運用が特定の研究者の過大な負担にならないようなやり方を引き続き模索した。学術情報センターの利用も検討したが有効ではなく、当研究分担者のなかのワーキンググループを中心に必要に応じて技術をもった学生を臨時的に雇用して管理運営を進め、引き続き様子を見ていくこととした。
ホームページの内容については、あたらしく統計に関する文献の情報を試行することにした。上記7学会が発行するジャーナル等に掲載された論文のタイトル、著者名等を可能な学会から、また可能な限り過去にさかのぼって掲載し、それらをキーワードや著者名で検索可能なシステムを構築し、試行していくことにした。
統計に関するデータの掲載もすべきではないかとの提案があったが、慶応大学の柴田研究室のStatlibへリンクをはることとした。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

日本学術会議の統計学研究連絡委員会が推進役となり、日本統計学会、応用統計学会、日本計量生物学会、日本計算機統計学会、日本行動計量学会、日本数学会、日本分類学会の担当者が共同で開発しようとするものであり、統計に関する情報蓄積の中心であり、データベース作成や共同利用等で経験を持っておられる統計数理研究の関係者のご協力を得ながら試作を行おうとするものである。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

今泉 忠

多摩大学

岩崎 学

成蹊大学

内田 雅之

統計数理研究所

田栗 正章

千葉大学

田村 義保

統計数理研究所

椿 広計

筑波大学

橋本 哲男

統計数理研究所

林 篤裕

大学入試センター

水田 正弘

北海道大学

村上 征勝

統計数理研究所

和合 肇

新潟大学