平成10(1998)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
10−共研−103 |
専門分類 |
9 |
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研究課題名 |
リモートセンシングデータのパターン認識に関する統計的研究 |
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フリガナ 代表者氏名 |
タナカ ショウジロウ 田中 章司郎 |
ローマ字 |
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所属機関 |
島根大学 |
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所属部局 |
総合理工学部 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
7 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
人工衛星からの多次元スペクトルデータを用いて土地被覆、植生、土地利用パターンなどの情報を正確に解析することを目的とする。本研究は、統計手法の大量・多次元画像データへの応用の研究であると同時に、実データの応用分野からの統計手法の開発という要素を含む。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
R. Nishii and S. Tanaka (1999). ``Accuracy and inaccuracy assessments in land-cover classification," IEEE Transactions on Geoscience and Remote Sensing 37(1), 491--498. |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
3分木による高速分類、分割表の評価尺度、2変数の組み合わせによる特徴抽出など、基礎的な問題について新たな成果を得て、学会等で発表済みである。本年度の具体的な実施計画としては、(i)曖昧性と優先度を考慮した分類木の構成手法の開発と判別分析との融合、(ii)判別結果として得られる分割表の評価尺度の定義と妥当性の検討、(iii)高次元データからの計算量の少ない特徴抽出方法の開発、(iv)数百次元に及ぶhyperchannelデータの解析に伴うHughesの現象への統計学的対処の検討、(v)人口動態などの他の環境データとの関連性のspatial modelを適用した解析などである。開発した手法を既存の手法と比較して評価するため、シミュレーションデータ及び実際の衛星画像データ及び環境データに適用する。手法の実現、大規模かつ大容量のデータの処理、そして結果の評価を行うためには、統計数理研究所におけるこの分野での強力なスタッフおよび施設とともに研究する必要がある。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
大瀧 慈 |
広島大学 |
金藤 浩司 |
統計数理研究所 |
草信 佐栄子 |
広島大学大学院 |
中岡 範之 |
広島大学大学院 |
西井 龍映 |
広島大学 |
吉川 雅修 |
山梨大学 |