平成152003)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

15−共研−2053

専門分類

10

研究課題名

オンライン・ラーニングを目指した統計科学コンテンツ開発に関する基礎的研究

フリガナ

代表者氏名

カネフジ コウジ

金藤 浩司

ローマ字

Kanefuji Koji

所属機関

統計数理研究所 

所属部局

統計科学情報センター

職  名

助教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

研究の目的:
 インターネットは高等教育に大きな影響を与え、伝統的な高等教育の手段自体を変えつ
つある。双方向遠隔学習の場の提供に関する基礎的研究の重要性に着目し、オンラインで
の統計科学に関する学習情報の提供に関する問題点を、実際にシステムを運用して検討す
る。ネットワークを利用した双方向の学習システムにおいては、コンテンツの内容と学習
者の学習到達度を適切に評価し、その進展状況に適切な助言を与え学習者を導く体制が重
要である。
 まず、実験システムとして様々な状況を試行錯誤で行い、そこで得られたノウハウを蓄
積する。本研究を推進することによって、統計科学の講義を受講する受講生の多様性が拡
大し、統計科学によって生み出された研究成果の社会還元が果たされる。
研究の成果:
2度の研究会により、研究の方針の確認を行った。
・統計科学の公開可能なコンテンツの収集を行った。
・学習支援基盤サーバーを維持した。(http://www.blackboard.ism.ac.jp)
・あるべきコースに関する検討を行った。
基盤となるコースマネージメントシステムに関する共同研究に関する校費の申請が認めら
れなかった。コースマネージメントシステムが導入出来ない場合は,研究が遂行できない
ので、研究代表者の別予算を導入することによって上記のBlackBoardの利用を何とか本年
度は維持した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

″金藤浩司(統計数理研究所)*,隅谷孝洋(広島大学),越智義道(大分大学),川崎能典(統計数理研
究所),佐藤整尚(統計数理研究所),統計科学におけるe-Learningのあり方についての一考察,2003年
度統計関連学会連合大会講演報告集、45-46。
″金藤浩司(統計数理研究所)*,隅谷孝洋(広島大学),越智義道(大分大学),川崎能典(統計数理研
究所),佐藤整尚(統計数理研究所),統計科学におけるe-Learningとコースマネージメントシステム
について,大分統計談話会・第29回大会(2004.2.12)
http://blackboard.ism.ac.jp/に一部の成果を公開している。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

越智 義道

大分大学

川崎 能典

統計数理研究所 

佐藤 整尚

統計数理研究所 

隅谷 孝洋

広島大学