平成282016)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

28−共研−1029

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

3

研究課題名

鯨類における調査標本の解析に係る研究

フリガナ

代表者氏名

タムラ ツトム

田村 力

ローマ字

Tamura Tsutomu

所属機関

日本鯨類研究所

所属部局

調査研究部

職  名

部長

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

鯨類は非常に広範囲に分布し、季節的な回遊をする。このため、船などによる鯨類の調査は時空間的な構造など統計学的に考慮する必要がある。この共同利用では、鯨類の生物学的な経年変化を解析する際に、調査デザインなどを考慮して、最適な回帰モデルを作ることを目的としている。

今までに、交互作用、追加的な分散構造、ランダム効果などを追加したfullモデルを検討し、また、モデルの診断のため、空間的自己相関に関する診断プロットや地理的情報を考慮した解析も進めている。現在、CATDAPを利用して層化や空間的なデータの構造を取り込んだ解析を計画している。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

解析継続中

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

勉強会の開催
テーマ:鯨類の調査標本の解析(AICモデル選択・リサンプリング・地理的情報)
日時:2016年10月5日
場所:統計数理研究所
参加者数:4

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

石黒 真木夫

統計数理研究所

小西 健志

一般財団法人日本鯨類研究所

佐藤 健一

広島大学

清水 邦夫

統計数理研究所

袴田 高志

日本鯨類研究所

甫喜本 司

北海道情報大学

柳原 宏和

広島大学