平成7(1995)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
7−共研−49 |
専門分類 |
6 |
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研究課題名 |
電波干渉計データに基づく統計的画像形成処理 |
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フリガナ 代表者氏名 |
イシグロ マキオ 石黒 真木夫 |
ローマ字 |
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所属機関 |
統計数理研究所 |
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所属部局 |
予測制御研究系 |
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職 名 |
教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
5 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
複数のアンテナで構成される電波干渉計が地上におかれている場合、高解像度の画像を得るためには上空の大気の不均一性に起因する電波の位相のゆらぎの影響を除去することが重要である。この研究では大気ゆらぎの時空間モデルを開発することによって、ミリ波の領域での観測における位相ゆらぎの効果的な補正法を実現することを目的とする。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
石黒真木夫,大気ゆらぎの時空間モデル(2),日本統計学会,1996.7.25 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
共同研究者が野辺山宇宙電波観測所およびチリのミリ波干渉計設置予定サイトで得たデータを解析することによって、大気中の水蒸気が風によって流され、拡散あるいは集中することに起因する透過電波の位相ゆらぎの時空間変動を比較的少数のパラメータを持つ簡単な線形状態空間モデルを構成する。このモデルにもとづくカルマン・フィルタを利用して時空間補間法を実現する計画である。最初、通信衛星からからの電波を参照するキャリアプレーションを利用する形で本来の観測対象からの電波の位相誤差を補正する方法の実用化を図るが、地上からの気象要素の観測地との関係をモデル化して利用する可能性についても検討する予定である。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
石黒 正人 |
国立天文台 |
柏木 宣久 |
統計数理研究所 |
近田 義広 |
国立天文台 |
森田 耕一郎 |
国立天文台 |