平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 8−共研−34 | 専門分類 | 3 | |||||
| 研究課題名 | 非線形現象のシステム設計と予測解析の確率過程論的研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | オカベ ヤスノリ 岡部 靖憲 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京大学 | |||||||
| 所属部局 | 大学院工学系研究科 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 8 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| KM20-ランジュヴァレ方程式論に基づく非線形時系列解析を時系列データに適用し、時系列データの定常性を検定し、その後に非線形予測問題の解決による因果解析を展開し、時系列データの背後に潜む非線形な構造を取り込んだモデルを必要条件として構築する。さらにそのモデルに基づく時系列データの予測解析を行う。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| Nonlinear time series analysis based upon the fluctuation-dissipation theorem, to appear on Proceeding of The Second World Congress of Nonlinear Analysists, Athens, 1996 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 非線形現象としての複雑系を表現するデータとして、太陽黒点・フレア・パルサー等の天文データ、エルニーニョ・気圧・気温・雨量等の気象データ、マネサプライ・円の対ドルレート比等の景気変動を表す経済データ、脳波・DNA等の医学的データ、電力消費量・溶鉱炉等の工学的データを扱う。KM20-ランジュヴァレ方程式論に基づく非線形時系列解析には、モデル選択として、、赤池の情報量規準の考えを取り込んだエントロピー解析が行われる。ARモデルに基づく時系列解析は統計数理研究所で開発されたものであるが、生の時系列データに触れる研究所の方々との議論を行うことにより、実験数学としての非線形時系列解析を確率したい。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 伊藤 栄明 | 統計数理研究所 | 
| 金子 明人 | 北海道大学大学院 | 
| 木方 行郎 | 石原産業株式会社 | 
| 四方 義啓 | 名城大学 | 
| 清水 良一 | 統計数理研究所 | 
| 服部 元史 | 神戸大学 | 
| 山根 敏志 | 東京大学大学院 |