平成18(2006)年度 重点型研究実施報告書
課題番号 |
18−共研−6002 |
専門分類 |
7 |
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研究課題名 |
医療における科学的根拠の精緻化と統計的推論の形式 |
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重点テーマ |
生物統計学の深化と展開 |
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フリガナ 代表者氏名 |
ハマサキ トシミツ 濱崎 俊光 |
ローマ字 |
Toshimitsu Hamasaki |
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所属機関 |
大阪大学 |
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所属部局 |
大学院医学系研究科 |
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職 名 |
助教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
50千円 |
旅 費 |
480千円 |
研究参加者数 |
13 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
先端的な医療から日常診療に至る最近の医療の現場では「科学的根拠に基づく医療(EBM: Evidence-Based-Medicine)」の重要性が強調されて久しい.このとき,EBMの目標は,「個々の臨床の専門的技術(経験)を体系的研究からの利用可能な外的根拠(客観的根拠)と統合し,目前の患者に最良の治療を提供すること」にある.通常,客観的根拠は,実験研究を通してのみ検証されると考えられているが,実験研究の目標は観察研究における幾多の探索の結果として浮上した知見(仮説)を検証することにあり,実験研究ではその目標を達成するためのデザインに基づき規定された対象に対して実験が遂行される.したがって,実際には,様々な点で制約をうけることになり,また得られた結果の適用範囲も限定されることになる.したがって,本研究では,医療における科学的根拠の精緻化において,これまでに踏襲されている一つの実験研究あるいは実験研究の連鎖でなく,観察研究と実験研究の融合に基づく統計的推論を主体として,その基盤を形成するための統計的方法論の研究・開発・整備を主目的に掲げた.とくに,医薬品の臨床評価を具体的な実践の場として,研究のデザイン・解析・表示・解釈・診断・提示の方法論の研究を行った.具体的に,以下の成果を得た. |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
[論 文] |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
科研費補助金B(一般)「テーラーメード医療実現に向けての統計的基盤技術の開発と研究」(研究代表者 大瀧 慈)との共催で下記の研究会を開催した. |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
安藤 友紀 |
医薬品医療機器総合機構 |
上坂 浩之 |
日本イーライリリー(株) |
大瀧 慈 |
広島大学 |
越智 義道 |
大分大学 |
狩野 裕 |
大阪大学 |
佐古田 三郎 |
大阪大学 |
柴田 義貞 |
長崎大学 |
杉本 知之 |
大阪大学 |
寒水 孝司 |
大阪大学 |
椿 広計 |
筑波大学 |
西川 正子 |
国立保健医療科学院 |
柳本 武美 |
統計数理研究所 |