平成91997)年度 共同研究A実施報告書

 

課題番号

9−共研−58

専門分類

6

研究課題名

電波干渉計データにおける大気ゆらぎ効果の研究

フリガナ

代表者氏名

イシグロ マキオ

石黒 真木夫

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

広い地域に分散しておかれたアンテナ群で構成される電波干渉計においては,個々のアンテナに到着する電波の経路上の水蒸気量の疎密によって位相のばらつきが出ることが大きな問題である.この位相の時空間変動を補正するために開発されたモデルを用いて,この空間変動の実態をとらえることを目的として研究を進める.ミリ波の領域での観測における位相ゆらぎの効果的な補正法を実現することが最終的な目的である.


大気ゆらぎモデルを改良する一方で、それにもとづく数値計算っを並列化する作業を行った。 一般的な応用があるサブルーチンはComputer Science Monographの一部として発表する予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

"ARdock.Computer Science Monograph"として発表予定

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

これまで開発して来た phase plane モデルを改良してその「高度」をデータに合わせられるようにするとともに radio meter データとの相関を利用できるようにする.野辺山宇宙電波観測所およびチリのミリ波干渉計設置予定サイトで得たデータへの適用でその性能を検証する予定である.


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

石黒 正人

国立天文台

森田 耕一郎

国立天文台