平成292017)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

29−共研−2037

分野分類

統計数理研究所内分野分類

e

主要研究分野分類

2

研究課題名

多様な環境におけるシンボリックデータ解析ソフトウェアの開発に関する研究

フリガナ

代表者氏名

ミナミ ヒロユキ

南 弘征

ローマ字

Minami Hiroyuki

所属機関

北海道大学

所属部局

情報基盤センター

職  名

教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

129千円

研究参加者数

5 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

1980年代にフランスのDiday教授によって提案されたシンボリックデータ解析は、原データを相応の基準に則って集約化し、その集約化したものを解析対象データとして解析処理と解釈を行うパラダイムであり,データ集約化という点に鑑みれば,ビッグデータ解析に対し,有望なパラダイムである。
しかしながら、シンボリックデータ解析を効率的に行うためのソフトウェア環境は少なく、クラウドコンピューティングなどが主流である現状の高度解析環境にそぐわない.
研究代表者らはこれまでに、クラウド指向でのシンボリックデータ解析環境に関して研究を続けてきたが、昨今のパーソナルコンピュータの性能向上や、Pythonに代表される、比較的軽量とされる動作環境での実現も可能と判断し、本課題を申請した.
採択後,インターネット由来のアクセス履歴などを対象として,貴所教員との意見交換含め,実装に向けた検討を行い,広く実用に供するには至らなかったが,次項情報源に記した通り,相応の学術的成果は得た.

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

Hiroyuki MINAMI & Masahiro Mizuta: Symbolic data analytical approach to unauthorized-access logs. Proceedings of the 2017 IASC‐ARS/NZSA Conference (e-print).

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

統数研共同研究合同集会
2018/3/6 14:00〜17:00
統計数理研究所 セミナー室2(D304),延べ15名


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

金澤 侑哉

北海道大学

清水 信夫

統計数理研究所

陳 一凡

北海道大学

藤平 英之

北海道大学