平成28(2016)年度 共同研究集会実施報告書
| 課題番号 | 28−共研−5014 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | j | ||||||
| 主要研究分野分類 | 3 | |||||||||
| 研究課題名 | 動的生体情報論の現状と展望2 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | キヨノ ケン 清野 健 | ローマ字 | Kiyono Ken | |||||||
| 所属機関 | 大阪大学 | |||||||||
| 所属部局 | 大学院基礎工学研究科 | |||||||||
| 職 名 | 准教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 381千円 | 研究参加者数 | 21 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 生体システムにおいて観測される生体信号は複雑で動的な振る舞いを示す. これまで,そのような生体信号の特性については,生体機能上の重要性や,疾患の重症度や生命予後と関連が報告されてきた.我々は, 生体において計測された時系列や画像データを解析し, 物理学的, 生物・医学的な理解を深めるための枠組みとして動的生体情報論の構築を目指している.近年の非侵襲生体計測技術, イメージング技術の発展は目覚ましいものがあり, そのような技術の医用診断への応用が期待されている.しかし, 測定された振舞いの解釈は従来の伝統的手法では困難な場合が多く, 生体計測技術を役立てるためには, 観測された生体信号データから有用な動的生体情報を抽出するための新たな解析技術が必要となる. さらに, そのような技術が実際の医用診断に役立つかどうかを検証するためには, 医学的・生理学的な知見を踏まえ, 臨床的研究を含んだ形で実証的研究を積み重ねる必要がある. 本研究集会では,そのような動的生体情報の臨床応用に関連した問題について, 学際的な視点からその解決策を探ることを目的としている. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 共同研究集会の講演内容を統計数理研究所行動研究リポート383「動的生体情報論の現状と展望2」としてまとめた.このリポートは,参加者が所属する,大学および研究機関に配布した. | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 相原 孝次 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所・脳情報通信総合研究所・脳情報解析 研究所 | 
| 稲田 慎 | 姫路獨協大学 | 
| 内山 祐介 | 筑波大学 | 
| 加嶋 健司 | 京都大学大学院 | 
| 鎌谷 研吾 | 大阪大学 | 
| 岸田 邦治 | 岐阜大学 | 
| 小林 徹也 | 東京大学生産技術研究所 | 
| 金野 秀敏 | 国立大学法人筑波大学 | 
| 島谷 哲史 | 大阪大学 | 
| 武田 祐輔 | 株式会社国際電気通信基礎技術研究所・脳情報通信総合研究所・脳情報解析 研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 辻本 裕 | 大阪大学大学院 | 
| 坪 泰宏 | 立命館大学 | 
| 飛松 省三 | 九州大学 | 
| 波田野 明日可 | 東京大学大学院 | 
| 藤本 仰一 | 大阪大学大学院 | 
| 戸次 直明 | 早稲田大学 | 
| 三木 裕貴 | 大阪大学 | 
| 三分一 史和 | 統計数理研究所 | 
| 吉野 公三 | 関西学院大学 |