平成122000)年度 一般研究1実施報告書

 

課題番号

12−共研−1016

専門分類

6

研究課題名

ネットワークを介した地震活動解析システムの研究開発

フリガナ

代表者氏名

ツルオカ ヒロシ

鶴岡 弘

ローマ字

Tsuruoka, Hiroshi

所属機関

東京大学

所属部局

地震研究所

職  名

助手

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

インターネットに代表される広域ネットワークが普及し,その上で動作するWWWが爆発的に発展し
たことにより,さまざまな情報がオンラインで取得できるようになっている
 昨年度においては,ネットワーク上にある地震カタログデータベースに対して,地震活動解析を適用
し,さらに,ネットワークを通して結果を取得できるシステムの研究およびその開発を行った。
 本年度においては,データベースの更新を自動で行う仕組みについて検討し,その実装を行った。デ
ータソースは気象庁の一元化震源(地震研ミラーサイト)を利用した。実際の処理は以下のようになる。
 1. UNIXのツールである mirror を用いて,ftp サーバ上にあるデータをミラーリングする。
 2. 震源フォーマットを気象庁フォーマットから本システムのデータフォーマットへ変換する。
 3. フォーマット変換されたデータに従って,HTMLファイルを自動更新する。
ユーザは本システムを利用することによって,気象庁一元化震源の最新データを活用することが可能と
なる。また,システムは完全自動であるので,システム維持にかかわるコストは不要である。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

システムのホームページ
http://wwweic.eri.u-tokyo.ac.jp/db/index-J.html
参考文献
● 鶴岡 弘.WWWを用いた地震活動解析システムの開発,地球惑星科学関連学会
1997年合同大会予稿集,B22-P09,p77。
● 鶴岡 弘.Webに適したプロットライブラリの開発,東京大学地震研究所技術研
究報告,No.2,130-134(1997)。
● 鶴岡 弘.数値データをWWW上でダイナミックにグラフ化する一方法,東京大
学地震研究所技術報告,No.3,16-19(1998)
● 鶴岡 弘.WWWを用いた地震情報検索・解析システムの開発。情報処理学会研究報告;デー
タベースシステム115-9,情報学基礎 49-9,65-70(1998)。

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

尾形 良彦

統計数理研究所

黄 撫春

School of Maths. Sci.