平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−27

専門分類

4

研究課題名

統計ソフトウェアのヒューマン・インターフェースのあり方に関する研究

フリガナ

代表者氏名

オオスミ ノボル

大隅 昇

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

調査実験解析研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

7 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

データ解析手法の利用者にとって統計ソフトウェアは不可欠の支援ツールであるが,それだけに統計ソフトウェアとのインターフェース(ヒューマン・インターフェース)を手触りのよい環境に整えることが重要な課題となっている。近年の傾向として,マイクロコンピュータの機能を活用した,いわゆるWYSIWYG対応が定着しつつあるが統計ソフトウェアに関しては未だ利用者の要求に沿ったものとは言えない部分がある。統計ソフトウェアの利用環境における望ましいインターフェースの在り方,ならびにその要件を整理しそれに基づく設計試案を作成したい。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

研究は次の手順に従って進める。
1.統計データ解析に際し,分析者は各種解析手法をどのように組み入め,どのような手順で作業を進めるかを簡易実験を通じて検証的に分析する(学生にミニチュアな実際データと統計分析課題とを与えて,既存統計ソフトウェアに基づく統計処理を実際に体験させる)。/2.実験結果に基づきヒューマン・インターフェースに見られる問題点を要約し,かつ実験で発生した事象を整理して処理過程の分析,解析手順の類型化を行う。こうした統計解析手順の典型をいくつかの“シナリオ”としてまとめる。/3.これらシナリオを具現するようなインターフェースの試案を検討し,手触りのよい,あるいは使い勝手のよいインターフェースの具備すべき要件とは何かを整理する(デスクトップ・メタファを前提としたビジュアル・インターフェース,インテリジェント・アドヴァイス,インサイド・マニュアルなど)。/4.適当なマイクロコンピュータ環境を設定し(たとえば,マッキントッシュ,PC−98系機種),既存の統計ソフ


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

川上 清文

聖心女子大学

岸田 孝弥

高崎経済大学

徃住 彰文

聖心女子大学

中村 永友

札幌学院大学

野沢 晨

聖心女子大学

矢島 敬二

東京理科大学