平成24(2012)年度 共同研究集会実施報告書
| 課題番号 | 24−共研−5007 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | f | ||||||
| 主要研究分野分類 | 2 | |||||||||
| 研究課題名 | 経済物理学とその周辺 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タナカ ミエコ 田中 美栄子 | ローマ字 | Tanaka Mieko | |||||||
| 所属機関 | 鳥取大学 | |||||||||
| 所属部局 | 大学院工学研究科情報エレクトロニクス専攻 | |||||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 713千円 | 研究参加者数 | 36 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 近年のコンピュータの処理能力とデータ保存装置の大規模化に伴い、多くの社会・経済データの蓄積が進み、その解析が広範囲に行われるようになってきた。そこで用いられる手法もさまざまであるが、我々は特に統計物理学と情報科学に依拠した解析手法を応用してその有効性をテストするとともに、それらの手法の社会科学への応用成果を以て、手法そのものの深化を目指して来た。すなわち、社会科学の観点からみれば、従来の定性的・歴史学的な研究手法から一歩踏み出した、実データの定量的解析に基づいた新たな手法の開発であり、統計物理学・情報科学の観点からみれば、従来の一体問題あるいはアボガドロ数並みの超多体からなる系にしか適用できなかった定量化の法則を、物理的対象に限定されない、中規模粒子数からなる、動的かつ異種要素混合体を対象とした定量的扱いに拡大する際に一般化できるものとできないものを見分ける実験場として、大変興味のあるものである。このような観点から研究者が各々の研究機関で行っている研究成果を持ち寄り、年2回の研究集会で発表することで「経済物理学」といういまだ発展途上の学問を形成する場として本研究会が機能して来ていることは数々の発表論文やその他の出版物で示されている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 今年度の研究会プログラムと発表論文のポスト・プロシーディングが | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 新井 優太 | 新潟大学 | 
| 飯野 隆史 | 新潟大学 | 
| 家富 洋 | 東京大学 | 
| 石井 晃 | 鳥取大学 | 
| 石川 温 | 金沢学院大学 | 
| 石崎 龍二 | 福岡県立大学 | 
| 糸井 良太 | 鳥取大学 | 
| 大西 立顕 | キヤノングローバル戦略研究所 | 
| 荻林 成章 | 千葉工業大学 | 
| 家治川 博 | 京都大学 | 
| 川畑泰子 | 九州大学 | 
| 黒田 正明 | 明治学院大学 | 
| 佐藤 彰洋 | 京都大学 | 
| 佐野 幸恵 | 日本大学 | 
| 下浦 一宏 | NPO法人科学カフェ京都 | 
| 高石 哲弥 | 広島経済大学 | 
| 高橋 大志 | 慶應義塾大学 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 鄭 澤宇 | 東京情報大学 | 
| 寺野 隆雄 | 東京工業大学 | 
| 中村 泰之 | 名古屋大学 | 
| 服部 彰 | 福岡大学 | 
| 藤本 祥二 | 金沢学院大学 | 
| 藤原 義久 | 兵庫県立大学 | 
| 前野 義晴 | NEC | 
| 松浦 裕貴 | 新潟大学 | 
| 三賀森 悠大 | 鳥取大学 | 
| 水野 貴之 | 筑波大学 | 
| 村井 浄信 | 岡山大学 | 
| 守 真太郎 | 北里大学 | 
| 山崎 和子 | 東京情報大学 | 
| 山田 隆志 | 東京工業大学 | 
| 尹 煕元 | 株式会社シーエムディーラボ | 
| 楊 欣 | 鳥取大学 | 
| 吉川 丈夫 | 新潟大学 |