平成2(1990)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 2−共研−18 | 専門分類 | 3 | |||||
| 研究課題名 | 人口制御要因としての文化機構の解明−人口拡散の相互作用モデルと人口学的シミュレーション分析− | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | スギトウ シゲノブ 杉藤 重信 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 椙山女学園大学 | |||||||
| 所属部局 | 人間関係学部 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 6 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 本研究の目的は,人口拡散に貢献する文化的社会的要因について現実の資料から帰納的に得られたデータをもとにシミュレーションを行い,その効果について検証するとともに,複数の人口集団が相互に干渉し人口が変動する場合についての数理モデルを構築することにある。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 杉藤重信「人口制御要因としての婚姻規則−コンピュータ・シミュレーションによる分析」,小山修三・編『近代狩猟採集民オーストラリア・アボリジニの研究(仮題)』国立民族学博物館研究報告別冊(平成3年9月,出版予定) | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 沖縄県波照間島とオーストラリア・エルコ島のデータをコンピュータ入力し人口データベースを構築し,計量的分析をおこなう。それをもとに人口を制御する要因としての出産間隔,出産力,婚姻規則,社会行移動,災害(戦争,疫病などを含む)などに関するモデルの構築し,シミュレーションをおこなう。しかし,人口規模のことなる社会が隣接していたり,人口制御のための各種のシステムがことなる複数の社会全体の人口の挙動を明らかにするためには,閉鎖系のシミュレーションでは不足であり,閉鎖系間の相互作用モデルの構築を必要とする。数理モデルとしての開放系の相互作用モデルの構築のために統計数理研究所との共同研究を行なうことにした。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 伊藤 栄明 | 統計数理研究所 | 
| 小島 三弘 | 総合研究大学院大学 | 
| 小山 修三 | 国立民族学博物館 | 
| 田辺 國士 | 統計数理研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 |