平成8(1996)年度 共同研究A実施報告書
課題番号 |
8−共研−100 |
専門分類 |
7 |
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研究課題名 |
唇裂口蓋裂患者並びに親の歯科矯正治療に対する意識調査 |
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フリガナ 代表者氏名 |
オオツカ スミマサ 大塚 純正 |
ローマ字 |
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所属機関 |
昭和大学 |
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所属部局 |
歯学部 |
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職 名 |
助教授 |
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所在地 |
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TEL |
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FAX |
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URL |
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配分経費 |
研究費 |
0千円 |
旅 費 |
0千円 |
研究参加者数 |
5 人 |
研究目的と成果(経過)の概要 |
唇裂口蓋裂患者は、生下時に顔面及び口腔が割れた異常な容貌を呈するため、親にとっての衝撃は大きく、これらの審美的問題のみならず機能的問題の改善に対して不安を抱くと考えられる。この様な状況の中で歯科矯正治療は、幼児期より成人に至るまでの長期に及び、本格的な治療は思春期に行わる。そこで、患者や親が矯正治療に対して如何なる不安や満足度を有しているのか、その意識調査を計画、実施する。また、こうした調査データに基づく統計的解析を行う。 |
当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) |
大塚純正、今村一信、富田史彦、柴崎好伸、鈴木規子、佐藤兼重、大隅昇:口唇裂口蓋 |
研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 |
アンケート方式による意識調査から得られた回答について統計データ解析を用いて検討する。研究方法を以下に示す。 1.調査対象並びに調査時期:昭和大学歯科病院矯正科の唇裂口蓋裂患者並びにその親。本調査の特徴から成長によって治療内容が異なる点を考慮し、個人の縦断的な意識の変化の様子を把握することが必要である。従って、調査時期は閉鎖手術前から矯正治療終了後までが対象となる。 2.調査内容:一般的に、唇裂口蓋裂患者は乳児期より外科手術を受けているので、思春期での矯正に伴う外科手術については極めて強い抵抗感を抱くことになる。そこで、本研究では歯科矯正に伴う外科手術に対する不安や問題点を重点的に評価することにしている。*本研究は、アンケートの質問内容や回答の分析方法について、データ解析の専門的知識を必要とするので貴研究所のご協力をお願いしたい。 |
研究参加者一覧 |
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氏名 |
所属機関 |
今村 一信 |
昭和大学 |
大隅 昇 |
統計数理研究所 |
大森 史枝 |
昭和大学 |
柴崎 好伸 |
昭和大学 |