平成6(1994)年度 共同研究A実施報告書
| 課題番号 | 6−共研−41 | 専門分類 | 5 | |||||
| 研究課題名 | 進化する系の数理的研究 | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | イケガミ タカシ 池上 高志 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京大学 | |||||||
| 所属部局 | 大学院総合文化研究科 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 7 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 経済や生物現象にみられる『進化する系』という特徴を取り上げ理解するためには、いままでとは異なった理解や記述の仕方が求められている。現存するタンパクや真核細胞から経済システムに至る構造にみられる複雑さは、それが作られてきた歴史性を強く反映している。本研究会では計算機による構成論的なアプローチをもとに、その「歴史性」をいかにして数理的に扱い解析していくかを議論する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| T.Ikegami,"From Genetic evolation to emergence of game strategies" Physica 75D('94)330. | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 具体的には、遺伝子のネットワークから熱帯雨林の生態系に渡って幅広く観測される共生進化のダイナミクスを中心に研究を進める。共生に至る数理的な機構はゲーム理論や力学系を用いて研究を始めたところである。ジレンマ状況において共生を保つゲーム戦略や大自由度で弱いカオスによる共生進化機構の存在が示唆されている。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 伊庭 幸人 | 統計数理研究所 | 
| 多賀 厳大郎 | 東京大学 | 
| 時田 恵一郎 | 大阪大学 | 
| 橋本 敬 | 理化学研究所 | 
| 安富 歩 | 京都大学 | 
| 山本 知幸 | 東京大学大学院 |