平成3(1991)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 3−共研−24 | 専門分類 | 3 | |||||
| 研究課題名 | 人口変動メカニズムの学際的研究−数理モデルとコンピュータ・シミュレーションの構築をめざして− | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | スギトウ シゲノブ 杉藤 重信 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 椙山女学園大学 | |||||||
| 所属部局 | 人間関係学部 | |||||||
| 職 名 | 助教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 9 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 本研究の目的は,人口変動に関与する文化的社会的要因の人類学的民族学的人口学的資料をもとに数理モデルを構築し,さらにそれをもとにコンピュータ・シミュレーションをおこなって人口変動のメカニズムを解明することにある。そのアプローチにあたっては理科文科の領域を越えた学際的研究をめざすものである。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| ・杉藤重信「人口制御要因としての婚姻規制−コンピュータ・シミュレーションによる分析」『国立民族学博物館研究報告別冊』15:251ー275、国立民族学博物館、1991 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 日本民族学においては,これまで出産のコントロール(避妊,堕胎,間引きなど),幼児や老人の遺棄,社会組織(地域組織,婚姻規則など),人口移動(空間的,階層的)災害(戦争,疫病などを含む)などに関し,概して,人口現象の質的側面のみに注目し数量的側面を無視してきたきらいがあった。本研究ではこうした点に注目し,質的資料をもとに人口変動のメカニズムに関する数理モデルを構築し,コンピュータ・シミュレーションをおこなうことにした。統数研における共同研究は,数学・統計学の研究者に対して質的な資料を提供すると同時に,人類学・民族学・社会学においても,数理モデルの構築やコンピュータの使用に利するといえる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 伊藤 栄明 | 統計数理研究所 | 
| 海野 道郎 | 東北大学 | 
| 木下 太志 | 江南女子短期大学 | 
| 小島 三弘 | 総合研究大学院大学 | 
| 小山 修三 | 国立民族学博物館 | 
| 田辺 國士 | 統計数理研究所 | 
| 田村 義保 | 統計数理研究所 | 
| 西山 賢一 | 国際大学 |