平成292017)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

29−共研−2051

分野分類

統計数理研究所内分野分類

g

主要研究分野分類

1

研究課題名

高次元小標本におけるセミパラメトリック判別関数の漸近挙動について

フリガナ

代表者氏名

タマタニ ミツル

玉谷 充

ローマ字

Tamatani Mitsuru

所属機関

同志社大学

所属部局

文化情報学部

職  名

助教

配分経費

研究費

40千円

旅 費

26千円

研究参加者数

2 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

本研究では,パターン認識及びセミパラメトリック判別関数の理論研究について取り組んだ.主に取り組んだ内容は以下の通りである:
・セミパラメトリック判別関数の挙動についていくつかの場合に応じて挙動を評価
・理論的な側面において通常のパラメトリックな手法との比較を行えるかの可否について
本研究において,高次元小標本という枠組みで考えているため,各手法における取り組みは新規性を有するものである.セミパラメトリックな判別において,残差をどのように定義をすれば良いのかが1つの鍵であり,色々なバリエーションにおいて考えてみる必要性がある.
1点目において,パラメトリックな手法と比較すると良い挙動が得られることはいくつかの場合を通じて確認ができた.しかしながら,2点目における理論的な側面については現在取り組んでいる段階である.広義的に評価をすることは現段階では難しいため,まずはいくつかの正則条件のもとで狭義的な評価を行うことが良いと考えられる.

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

本研究のメインの1つとなるパラメトリック部分に着目をした漸近挙動については,ニュージーランドにおける国際会議「New Zealand Statistical Association and the International Association of Statistical Computing (Asian Regional Section) Joint Conference 2017」にて報告を行った.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

該当しない.

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関