平成30(2018)年度 一般研究1実施報告書
| 課題番号 | 30−共研−1006 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | a | ||
| 主要研究分野分類 | 8 | |||||
| 研究課題名 | 東京湾における水質測定データの解析 | |||||
| フリガナ 代表者氏名 | マノ シュウヘイ 間野 修平 | ローマ字 | Mano Shuhei | |||
| 所属機関 | 統計数理研究所 | |||||
| 所属部局 | 数理・推論研究系 統計基礎数理グループ | |||||
| 職 名 | 准教授 | |||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 東京湾沿岸の各自治体は、水質汚濁防止法に基づく公共用水域水質測定計画に沿って、毎月1回、各都県の測定点において、多項目の水質測定を実施している。この水質測定調査は、環境基準の達成状況及び水質汚濁のメカニズムを把握し、各水域における水質の汚濁の状況を常時監視することを目的としている。本研究では、これらのデータを有効利用するため、データの収集、スクリーニング、データベースの整備を行い、これらのデータを解析し情報を抽出するための各種統計的方法を開発することを目的としている。また、時空間季節変動調整法、時空間重回帰法、時空間可視化法等の時空間解析法、鉛直方向を含めた3次元濃度分布の推定法等について検討している。本年度は、新規データの収集およびスクリーニングを実施するとともに、東京湾でもっとも深刻な問題になっている底層水の貧酸素化などについて、季節変動調整の後に、クリギング・ガウス過程回帰による空間補間を行った。しかしながら、空間的定常性を無視しているなど、課題が山積している。来年度はそれらに取り組む予定である。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 間野修平、柏木宣久、安藤晴夫「東京湾水質の時空間データ解析」共同研究集会「環境・生態データと統計解析」統計数理研究所2018年10月19日 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 共同研究集会「環境・生態データと統計解析」統計数理研究所2018年10月19日において発表した。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 安藤 晴夫 | (公財)東京都環境公社 東京都環境科学研究所 | 
| 石井 裕一 | 東京都環境科学研究所 | 
| 柏木 宣久 | 統計数理研究所 | 
| ぬで島 智恵子 | 東京都環境科学研究所 | 
| 橋本 旬也 | 東京都環境科学研究所 |