平成21(2009)年度 重点型研究実施報告書
| 課題番号 | 21−共研−4207 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | j | ||||||
| 主要研究分野分類 | 6 | |||||||||
| 研究課題名 | 小中高・大学基礎教育までの統計教育ガイドラインの作成 | |||||||||
| 重点テーマ | 統計教育の新展開 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | フジイ ヨシノリ 藤井 良宜 | ローマ字 | Yoshinori Fujii | |||||||
| 所属機関 | 宮崎大学 | |||||||||
| 所属部局 | 教育文化学部 | |||||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 5 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  本研究の目的は,小中学校からスタートして大学の基礎教育までの統計教育を見通して,それぞれの段階でどのような教育を推進していくのか示すガイドラインを構築することであった。本来であれば,これからの統計教育を視野に入れた研究を進めるべきであるが,現在,小中学校では新しい学習指導要領へと変更するための移行の最中であり,今回の研究の多くは,この改訂に向けた取り組みと現在の統計教育の現状の把握となった。特に,中学校においては,2009年度は「資料の活用」の1年生部分の教育がはじまり,この内容が十分に達成できるかどうかが今後の統計教育に大きくかかわる部分と考えられる。そこで,中学校を意識した「データの分布」をみる際に必要となる視点やその道具としてのソフトウエアの開発を行った。分布をみる視点については,日本科学教育学会で報告し,ヒストグラム作成用ソフトについてはホームページで公開し,教育用には無料で利用できる状況を作り上げた。昨年5月以降に,そのソフトウエアをダウンロードした件数は2500件を超え,中学校の教育実践報告の中でも大きく取り上げられている。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 学会発表等 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
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| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 江口 真透 | 統計数理研究所 | 
| 清水 宏幸 | 山梨大学 | 
| 高田寛治 | 宮崎大学 | 
| 渡辺 美智子 | 東洋大学 |