平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−92

専門分類

8

研究課題名

社会調査における要因選択の方法−要因構造分析を基盤として−

フリガナ

代表者氏名

タカクラ セツコ

高倉 節子

ローマ字

所属機関

東京国際大学

所属部局

人間社会学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

3 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

社会調査において,要因(説明変数)相互の関連構造を踏まえた上で,目的変数を最もよく説明する有効な要因の選択の方法を探り,更に,要因の結合モデルについて,多元分割の方法,重回帰分析,主成分型分析手法等の適用を比較検討し,データに適合したモデルを設定する方法を探求する。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

既に得られている調査結果データを用い,重回帰モデル,及び多元分割表による対数線型モデルによる解析を行なう。この場合,AICの基準により最適なモデル,変数の選択を見いだしていく。一方,主成分型分析手法(数量化3類を含む)の適用により,要因構造を把握した上で,目的変数に対する有効な予測をなし得る方法を探る。そして,これら種々の方法の比較検討を行ない,目的にかなったデータ解析に適合するモデルの設定,要因選択の方法を探っていく。
このような方法の探求には,貴研究所・教官の指導,協力が必要であり,この研究の成果は,今後の社会調査の基本設計に役立つものとなると考えられる。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大隅 昇

統計数理研究所

鈴木 達三

帝京平成大学