平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−78

専門分類

7

研究課題名

糖尿病の抑うつ症の要因に関する研究−発症頻度および糖尿病諸病態との関連性についての統計学的分析

フリガナ

代表者氏名

モチオ ソウイチロウ

持尾 聰一郎

ローマ字

所属機関

東京慈恵会医科大学

所属部局

職  名

講師

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

5 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

糖尿病患者は三大合併症のひとつとして神経障害のほかに,うつ状態のみられることは周知の事実である。本研究では自己評価式抑うつ尺度(SDS,Self−rating Depression Scale)を用いて糖尿病患者の抑うつ状態の程度を定量化し,発症頻度および糖尿病の諸病態との関連性を明らかにすることを目的としている。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

対象は糖尿病患者約200名である。糖尿病のコントロールの良否および三大合併症(網膜症,腎症,神経障害)の有無やその程度などについて事前に調査を行っておく。
検査方法として自己評価式抑制うつ尺度(SDS,Self−rating Depression Scale)を用いて,抑うつ状態の程度を定量化する。
統計学的処理に関して糖尿病の諸病態および合併症などの変量が多数であり,SDSとの関係は複雑である。糖尿病患者での軽うつ病の要因を明らかにするために,多変量解析など高度の分析手法が要求される。従って,本研究では統計数理研究所の協力が必要である。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

岡 尚省

東京慈恵会医科大学

桑田 隆志

東京慈恵会医科大学

駒澤 勉

統計数理研究所

渡辺 小百合

東京慈恵会医科大学