平成41992)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

4−共研−6

専門分類

5

研究課題名

工学・生物学における不規則現象のモデル化とその解析処理手法

フリガナ

代表者氏名

ヤナ カズオ

八名 和夫

ローマ字

所属機関

法政大学

所属部局

工学部

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

38 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

工学、生物学において様々な不規則現象が観測され、それらを有効に取り扱う解析処理手法の開発は重要な課題である。本研究会は工学、生物学における広い分野で実際の現象を日々扱う研究者と確率過程、システム理論などの一般理論を扱う研究者の間の討論を通じて新しい総合的な不規則現象解析手法の開発を促すことを目的とする。


平成4年12月18日および19日に「工学・生物学における不規則現象のモデル化とその解析手法」研究会を開催した。全国から49名の参加者があり熱心な討論が繰りひろげられた。
工学・生物学においては様々な不規則現象が観測され、それらを有効に取り扱う解析処理手法を開発することは重要な課題である。本研究会は工学・生物学における広い分野で実際の現象を日々観測し取り扱っている研究者と確率過程、システム理論などの一般理論を扱う研究者の間の討論を通じて新しい総合的な不規則現象解析手法の開発展開をめざすものである。
同様の趣旨の共同研究が1987年「確率過程論の工学・生物学への応用」(研究代表者:小倉久直)、1988年「工学・生物学における不規則現象の数理的解析」(同:佐藤俊輔)、1989年「工学・生物学における不規則現象解析の諸問題」(同:吉川昭)、1991年「工学・生物学における不規則現象とその情報処理」(同:太田光雄)と行われており、本研究会はその流れをくむものである。
本年は特に非線型システム及びカオス現象を専門とする研究者の方に多数参加して頂き不規則現象のモデリングに対する決定論的アプローチと確率論的なアプローチの接点をさぐるきっかけが得られた点は意義深いものと思われる。
また、発表件数も年々増加し本年は19件もの発表があった。この流れにそった一連の研究会が重要な分野として定着しつつあるものと考えられる。本研究会が、実りある多くの新しい独創的な共同研究を生む契機となることを確信している。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

統計数理研究所共同研究レポート40、統計数理研究所、平成4年12月20日

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

生田 顕

広島女子大学

石井 直宏

名古屋工業大学

伊藤 栄明

統計数理研究所

井原 俊輔

名古屋大学

臼井 支朗

豊橋技術科学大学

太田 光雄

近畿大学

大松 繁

大阪府立大学

小倉 久直

近畿大学

尾崎 統

統計数理研究所

金子 邦彦

東京大学

北川 源四郎

統計数理研究所

吉川 昭

近畿大学

木竜 徹

新潟大学

香田 徹

九州大学

古賀 利郎

九州大学

小山 順二

東北大学

斎藤 利通

法政大学

酒井 英昭

京都大学

坂口 文則

福井大学

佐藤 俊輔

大阪大学

佐藤 洋

明星大学

志村 道夫

東邦大学

杉山 宏

湘南工科大学

中尾 光之

東北大学

中溝 高好

防衛大学校

畠山 一達

近畿大学

林 彬

金沢工業大学

林 初男

九州工業大学

広田 修

玉川大学

本田 郁二

慶應義塾大学

簑 弘幸

東邦大学

宮里 義彦

統計数理研究所

武者 利光

脳機能研究所

宗像 勉

玉川大学

安井 湘三

九州工業大学

山本 光璋

東北大学

渡辺 寿夫

岡山理科大学