昭和611986)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

61−共研−34

専門分類

5

研究課題名

焼結過程の確率模型

フリガナ

代表者氏名

タムラ ヨシヤス

田村 義保

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

統計計算開発センター

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

2 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

焼結過程における粒子成長の確率模型について研究する。高品質な鋳物を作るための粉末冶金およびファインセラミックス製造等に用いられている熱を加えて粒子を固める過程をこのように呼んでいる。これらの製造過程では,温度制御,粒子の密度の決定等を直感や過去の経験で行っている。本研究は,確率模型を用いて,これらの成長過程を表すことにより,実際の製造過程を作るための指針を与えることを目的としている。


共同研究実施状況
共同研究者が3回来所し,確率模型としてどのようなものを用いればよいか議論した。
また,焼結過程について従来から使われている現象論的(マクロな)理論を調べて,確率論的(ミクロな)理論を研究するための手がかりとした。
研究成果
残念なことに,問題がむつかしく,確率模型として,いくつかの候補を考え出すにとまってしまった。今後,確率模型を用いて実際に計算することに着手する予定である。62年度は,「幾何学的構造の確率模型」の研究と合併し,より多くの研究者の意見を聞いて研究して行く予定である。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

焼結過程における粒子成長の確率模型について研究する。高品質な鋳物を作るための粉末冶金およびファインセラミックス製造等に用いられている熱を加えて粒子を固める過程をこのように呼んでいる。これらの製造過程では,温度制御,粒子の密度の決定等を直感や過去の経験で行っている。本研究は,確率模型を用いて,これらの成長過程を表すことにより,実際の製造過程を作るための指針を与えることを目的としている。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

原 啓明

東北大学