平成26(2014)年度 一般研究2実施報告書
| 課題番号 | 26−共研−2069 | 分野分類 | 統計数理研究所内分野分類 | g | ||||||
| 主要研究分野分類 | 3 | |||||||||
| 研究課題名 | 古代ゲノム解析による日本列島の人類史推定 | |||||||||
| フリガナ 代表者氏名 | オオタ ヒロキ 太田 博樹 | ローマ字 | Oota Hiroki | |||||||
| 所属機関 | 北里大学 | |||||||||
| 所属部局 | 医学部 解剖学 | |||||||||
| 職 名 | 准教授 | |||||||||
| 配分経費 | 研究費 | 40千円 | 旅 費 | 24千円 | 研究参加者数 | 6 人 | ||||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
|  日本列島に住んでいる現代日本人がどのように形成されてきたかという問題は,一般社会にとっても高い関心事である.過去50年間に論争されてきた現代日本人の形成に関するモデルは二つに大別される.ひとつは,縄文時代人骨から弥生時代人骨への形態変化は大陸からの稲作文化の移入による環境変化への適応であるとする「小進化モデル」である.これに対し,大陸からのヒトの大量移住が現代本州日本人の形成に大きく影響しているとするのが「二重構造モデル」である.これまでの骨形態変異にもとづく研究やミトコンドリアのゲノム配列,タンパク多型などによる遺伝学的研究は,おおむね二重構造モデルを支持している。本研究では,古代人ゲノム配列データに加え,近年膨大に蓄積されつつある現代東アジア人の全ゲノム一塩基多型データ,配列データもあわせて用いることで,東アジアにおける現代日本人の形成の過程を明らかにすることを目標とする. | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| S. Nakagome, T. Sato, H. Ishida, T. Hanihara, T. Yamaguchi, R. Kimura, S. Mano*,  | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 代表者本人が開催した研究会はありません | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 小金渕 佳江 | 北里大学大学院 | 
| Savage, Patrick, Evan | 東京芸術大学 | 
| 中込滋樹 | 統計数理研究所 | 
| 松前 ひろみ | 北里大学 | 
| 間野 修平 | 統計数理研究所 |