平成132001)年度 一般研究2実施報告書

 

課題番号

13−共研−2040

専門分類

7

研究課題名

医薬剤の市販後疫学調査等と行政判断

フリガナ

代表者氏名

ツダ トシヒデ

津田 敏秀

ローマ字

Tsuda Toshihide

所属機関

岡山大学

所属部局

大学院医歯学総合研究科

職  名

講師

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

11 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

医薬剤の市販後疫学調査等、緊急の行政判断に結びつく観察研究における疫学調査ならびにそれを支える統
計解析法の役割は、如何に効率よくデータを収集するか、集めたデータを如何に簡明に分析するか、適切に分
析されたデータからの行政判断を如何に考えるか、など、多岐に渡る方法論ならびに科学哲学的思索が必要で
ある。行政判断に関わる意思決定に必要な方法論ならびに周辺の問題に関して、産業衛生学雑誌にまとめて発
表した。
 また、このような場合の行政判断は、できるだけデータに基づいて行われるべきこと、そしてそのデータ収
集体制の確立を、臨床医向けに月刊保団連に、社会向けに読売新聞において訴えた。
 第74回日本産業衛生学会では、行政判断を行う場合(Action)、行政判断を行わない場合(Inaction)を比較
し、その際に必要な因果関係の推論について、まとめて発表した。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

1.津田敏秀:根拠に基づく医学(EBM)の根拠。月刊保団連2001;698:6-10。
2.津田敏秀、馬場園明、茂見潤、大津忠弘、三野善央:医学における因果関係の推論?意志決定?。
産業衛生学雑誌2001;43(5):161-173。
3.津田敏秀:薬害問題の専門家育成を。読売新聞論点 2001年10月26日金曜日。
4.第74回日本産業衛生学会(神戸、2002年4月)、津田敏秀、馬場園明他、Action,Inaction,Causal Inference.

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

大瀧 慈

広島大学

大津 忠弘

岡山大学

佐藤 俊哉

京都大学

谷原 真一

島根医科大学

中瀬 克巳

岡山市中央保健所

馬場園 明

九州大学

藤澤 洋徳

統計数理研究所

松浦 正明

広島大学

柳本 武美

統計数理研究所

山本 英二

岡山理科大学