平成262014)年度 共同利用登録実施報告書

 

課題番号

26−共研−6

分野分類

統計数理研究所内分野分類

a

主要研究分野分類

7

研究課題名

ETASモデルの社会現象への応用

フリガナ

代表者氏名

フジワラ ヨシヒサ

藤原 義久

ローマ字

Fujiwara Yoshi

所属機関

兵庫県立大学

所属部局

大学院シミュレーション学研究科

職  名

教授

 

 

研究目的と成果の概要

自己励起型の点過程(self-exciting point process, Hawkes process)は統計地震学で活用されているが、社会現象にも応用が可能である。経済ネットワークにおける破綻の連鎖やストレスの伝播、社会ネットワークにおける情報カスケードの過程などを対象にして、自己励起型点過程の社会現象への応用について研究を行う。今年度は、経済ネットワーク上での破綻連鎖の過程が大森・宇津の法則に従うという経験則を得ている。大規模なデータを用いて現在その過程を定量化して現象の理解を進めている。