平成21990)年度 共同研究実施報告書

 

課題番号

2−共研−15

専門分類

2

研究課題名

線形計画問題の新解法

フリガナ

代表者氏名

タナベ クニオ

田辺 國士

ローマ字

所属機関

統計数理研究所

所属部局

予測制御研究系

職  名

教授

所在地

TEL

FAX

E-mail

URL

配分経費

研究費

0千円

旅 費

0千円

研究参加者数

12 人

 

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

1984年にKarmarkarが線形計画法に対する画期的な多項式オーダーの算法を提案して以来,その実用化,新算法の開発等に関して活発な研究を進められている。研究会での討論,組織的な計算機実験などを通じ,単体法よりも優れた線形計画問題の解法を開発し,実用化することを目指す。


 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。

1984年にKarmarkar法が現れて以来,内点法の研究が活発に進められている。path−following法,ポテンシャル減少法など,いくつかの多項式性をもつ方法,そして,アフィンスケーリング法など実際上有効な方法が提案されている。わが国においても,伊理−今井法,小島,水野,吉瀬によるポテンシャル減旅法,path−following法,山下による射影ニュートン法,田辺によるセンターニュートン法,土谷による退化した場合のアフィンスケーリング法の解析など,いくつかの成果が得られている。本研究では,研究会による最新の成果発表,討論を通じて新しい内点法の実用化を目指す。


 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

青沼 龍雄

神戸商科大学

今井 浩

東京大学

伊理 正夫

中央大学

小島 政和

東京工業大学

今野 浩

東京工業大学

土谷 隆

統計数理研究所

刀根 薫

埼玉大学

福嶋 雅夫

京都大学

藤重 悟

大阪大学

前田 英次郎

TERRY

山下 浩

(株)数理システム