平成272015)年度 共同研究集会実施報告書

 

課題番号

27−共研−5017

分野分類

統計数理研究所内分野分類

j

主要研究分野分類

9

研究課題名

スポーツデータ解析における理論と事例に関する研究集会

フリガナ

代表者氏名

サカオリ フミタケ

酒折 文武

ローマ字

Sakaori Fumitake

所属機関

中央大学

所属部局

理工学部

職  名

准教授

配分経費

研究費

40千円

旅 費

65千円

研究参加者数

7 人

 

 

研究目的と成果(経過)の概要

スポーツ分野における統計科学の活用は近年目覚ましい発展を遂げてきている。とくに、野球やサッカーなどのメジャーなチームスポーツを中心に、データに基づいた戦術や選手の評価が進んでいる。さらに、1プレー毎の行動履歴データのみならず、選手やボールの軌跡データ(トラッキングデータ)など、大規模かつ複雑なデータが取得されるようになり、統計的モデリングや統計分析の活用が求められている。

本申請課題のイベントとして、7月、12月、3月の3回、研究集会を開催した。これらの研究集会においては、最新のスポーツデータに基づく統計分析を行う場を提供し実データに基づく研究の推進を図るとともに、研究成果の共有やさらなる向上、そして実務家やスポーツ関係者を交えての議論を行うことができた。また、12月の講演内容の中から17件について共同研究リポートにまとめることができた。

 

当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等)

日本統計学会スポーツ統計分科会のウェブサイト内に、本研究集会でのイベント3回の詳細が記されている。
http://estat.sci.kagoshima-u.ac.jp/sports/

また、統計数理研究所共同研究リポート363「スポーツデータ解析における理論と事例に関する研究集会」第3巻に、12月の講演内容から17件についての論文が収められている。

 

研究参加者一覧

氏名

所属機関

末永 勝征

鹿児島純心女子短期大学

竹内 光悦

実践女子大学

田村 義保

統計数理研究所

宿久 洋

同志社大学

山口 和範

立教大学

渡辺 美智子

慶應義塾大学