平成3(1991)年度 共同研究実施報告書
| 課題番号 | 3−共研−30 | 専門分類 | 4 | |||||
| 研究課題名 | 社会調査データに基づく帰属群判別方法の試験的研究−要因構造を基盤として− | |||||||
| フリガナ 代表者氏名 | タカクラ セツコ 高倉 節子 | ローマ字 | 
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| 所属機関 | 東京国際大学 | |||||||
| 所属部局 | 人間社会学部 | |||||||
| 職 名 | 教授 | |||||||
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| 配分経費 | 研究費 | 0千円 | 旅 費 | 0千円 | 研究参加者数 | 3 人 | ||
| 研究目的と成果(経過)の概要 | 
| 定性的な説明変数を用いて,データの帰属群の判別予測を行なう場合,通常,数量化2類が用いられているが,要因間の内部関連をも考慮にいれて判別分析を行なう方法,即ち,主成分分析型手法(数量化3類を含む)の,3−wayへの展開からの方法を探究する。 | 
| 当該研究に関する情報源(論文発表、学会発表、プレプリント、ホームページ等) | 
| 高倉節子,"要因構造分析を踏まえた分類の方法",日本分類学会,1991年11月16日 | 
| 研究会を開催した場合は、テーマ・日時・場所・参加者数を記入してください。 | 
| 主成分型分析手法(数量化3類を含む)の3−wayへの拡張は,既に研究されているが,これを外的基準のある場合に適用する方法の開拓を狙っていく。この場合,多くの説明変数から有効な変数をとり出す変数選択をも踏まえて行なう。この為に,多元分割表による対数線形モデル(AICの基準に基づく最適モデル)の適用による変数設定を行っていくことも考えられる。そして,既に得られている,“住民意識調査”,“老人の精神的健康調査”等のデータに適用し,このアプローチによる判別効果を検討する。このような方法の探究には,貴研究所・教官の協力が必要であり,この研究の成果は,今後の社会調査結果の分析に有用であると考えられる。 | 
| 研究参加者一覧 | |
| 氏名 | 所属機関 | 
| 大隅 昇 | 統計数理研究所 | 
| 鈴木 達三 | 帝京平成大学 |